40代の妊娠率がどのくらい低いのか
20代、30代、40代と年齢を重ねていくごとに妊娠率も低下していきます。
自然妊娠率については20代が30％であるのに対して、 40代になると10％以下になってしまいます。
しかも40代後半になってしまうと5％以下まで下がってしまいます。
流産率についても20代が10％であるのに対して、40代前半は40％、40代後半は50％にまでなってしまいます。
これらの数値からわかるように、 40代になってしまうと妊娠することが非常に難しくなってしまうんですね。
その理由として卵子の減少が挙げられます。
卵子の数は年齢を重ねるごとに減少していきます。
また老化により質も下がってしまうことから、精子を受け入れられなくなり受精卵になる確率が低くなってしまいます。
40代になると不妊症で悩む女性が多くなるのは、このことが原因です。
40代で妊娠するためには不妊治療が必要である理由について
上記の通り、 40代で妊娠することは非常に難しいです。
それでも妊娠を実現するためには不妊治療を受ける必要があります。
その不妊治療の1つに人工授精があります。
これは精子を直接女性の生殖期間内に送り込む治療法です。
これにより自然妊娠より妊娠率は上がりますが、確率で言うと10％ほどです。
数回行っても妊娠することができない可能性もあります。
そのような場合は次のステップとして体外受精があります。
これはあらかじめ受精卵を作ってから生殖器官に送り込む治療法です。
ただ体外受精も100％妊娠できる方法ではありません。
精子と卵子に問題があるケースには非常に有効です。
成功率については20代が40％であるのに対して、 40代は20 ％まで下がってしまいます。
それでも自然妊娠率と比較して高いことから体外受精を受ける夫婦はたくさんいます。
40代以上の不妊で悩んでいる夫婦にとって、妊娠できる最後の道かもしれません。
40代で不妊治療の確率を上げるには
人工受精や体外受精は40代で妊娠するためにはとても有効な手段ですが、説明したように成功率は100％ではありません。
もし成功率を高めたいのであれば、自分の体質を変えることが必要です。
そのポイントとして「体を冷やさない」ということです。
それは「体が冷える=血行が悪くなる」ということだからです。
血行が悪くなると生殖器官の働きが鈍くなり、卵子の老化が進んでしまいます。
また受精卵になっても着床の確率を低くしてしまいます。
ですので不妊治療の確率を高めるには、普段から体を冷やさないように努めなければいけません。
具体的な方法として、お茶を飲むことです。
温かいお茶を飲むことで体内から体を温めることができます。
ルイボスティーやマテ茶など体に良いお茶を飲むことでさらに体質を改善することができます。
